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氣位
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きぐらゐ
ふりがな文庫
“
氣位
(
きぐらゐ
)” の例文
新字:
気位
「御冗談で親分、あつしの方で夢中だつたところで、お琴さんは
氣位
(
きぐらゐ
)
が高いから相手にもしてくれませんよ」
銭形平次捕物控:294 井戸端の逢引
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
對手
(
あひて
)
もなければ
小遣
(
こづかひ
)
もなく、まさか
小盜賊
(
こどろばう
)
をするほどに、
當人
(
たうにん
)
氣位
(
きぐらゐ
)
が
高
(
たか
)
いから
身
(
み
)
を
棄
(
す
)
てられず。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
了簡
(
りようけん
)
一つでは
今
(
いま
)
のお
内儀
(
かみ
)
さんに三
下
(
くだ
)
り
半
(
はん
)
をも
遣
(
や
)
られるのだけれど、お
前
(
まへ
)
は
氣位
(
きぐらゐ
)
が
高
(
たか
)
いから
源
(
げん
)
さんと
一處
(
ひとつ
)
にならうとは
思
(
おも
)
ふまい、
夫
(
それ
)
だもの
猶
(
なほ
)
の
事
(
こと
)
呼
(
よ
)
ぶ
分
(
ぶん
)
に
子細
(
しさい
)
があるものか
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一體私は、例へば彼女のやうに一種の
氣位
(
きぐらゐ
)
を持つ人に服從することに快さを感じ、自分の良心と自尊心が受け
容
(
い
)
れる範圍でならば、積極的な意志の前に跪くのが私の性質であつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
氣
部首:⽓
10画
位
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“氣”で始まる語句
氣
氣色
氣味
氣遣
氣持
氣障
氣勢
氣質
氣分
氣高