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本体
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ほんたい
ふりがな文庫
“
本体
(
ほんたい
)” の例文
旧字:
本體
今僕と並んでいる君は、
本体
(
ほんたい
)
のない
幻
(
まぼろし
)
にすぎないのだ。本体の君は、連続的成長を続けて、やっと青年になりかけのところにいるんだ。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それで
汝
(
そち
)
の
母人
(
ははびと
)
は、
今日
(
きょう
)
爰
(
ここ
)
へ
来
(
き
)
た
序
(
ついで
)
に
俺
(
わし
)
の
本体
(
ほんたい
)
を
見物
(
けんぶつ
)
して、それを
土産
(
みやげ
)
に
持
(
も
)
って
帰
(
かえ
)
りたいということのようであるが、これは
少々
(
しょうしょう
)
困
(
こま
)
った
註文
(
ちゅうもん
)
じゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
だが、なにゆえに、什器破壊作業をやらなければならないか、その理由の
本体
(
ほんたい
)
については光枝は何にも知らなかったし、なんにも思い当ることがなかった。
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
最後
(
さいご
)
に
私
(
わたくし
)
が、
最近
(
さいきん
)
滝
(
たき
)
の
竜神
(
りゅうじん
)
さんの
本体
(
ほんたい
)
を
拝
(
おが
)
ましていただいた
話
(
はなし
)
を
致
(
いた
)
しますと、
母
(
はは
)
の
愕
(
おどろ
)
きは
頂点
(
てうてん
)
に
達
(
たっ
)
しました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
神
(
かみ
)
と
申
(
もう
)
しますのは、
人間
(
にんげん
)
がまだ
地上
(
ちじょう
)
に
生
(
うま
)
れなかった
時代
(
じだい
)
からの
元
(
もと
)
の
生神
(
いきがみ
)
、つまりあなた
方
(
がた
)
の
仰
(
お
)
っしゃる『
自我
(
じが
)
の
本体
(
ほんたい
)
』
又
(
また
)
は
高級
(
こうきゅう
)
の『
自然霊
(
しぜんれい
)
』なのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“本体”の意味
《名詞》
本体(ほんたい)
構成物のうち、主となる部分。中核となるもの。付属物を除いたもの。価格で、税などを除いたもの。
本当の姿。正体。素性。
神社の神体。寺の本尊。
(context、philosophy)現象の背後にあって時空の制約を超えて存在すると考えられるもの。実体。実在。
(出典:Wiktionary)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本當
本文
本町