“本体”の読み方と例文
旧字:本體
読み方割合
ほんたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今僕と並んでいる君は、本体ほんたいのないまぼろしにすぎないのだ。本体の君は、連続的成長を続けて、やっと青年になりかけのところにいるんだ。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それでそち母人ははびとは、今日きょうここついでわし本体ほんたい見物けんぶつして、それを土産みやげってかえりたいということのようであるが、これは少々しょうしょうこまった註文ちゅうもんじゃ。
だが、なにゆえに、什器破壊作業をやらなければならないか、その理由の本体ほんたいについては光枝は何にも知らなかったし、なんにも思い当ることがなかった。
什器破壊業事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)