“ほんたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本體50.0%
本体30.0%
本帶10.0%
本隊10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だい四の精靈せいれうは、本體ほんたい自然物しぜんぶつである。この精靈せいれうもつと神聖しんせいなるものは、だい一の神佛しんぶつる。たとへば日本國土にほんこくどたましひ大國魂命おほくにたまのみこととなつてかみになつてゐるごときである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
それでそち母人ははびとは、今日きょうここついでわし本体ほんたい見物けんぶつして、それを土産みやげってかえりたいということのようであるが、これは少々しょうしょうこまった註文ちゅうもんじゃ。
この温帶林おんたいりんにはどんな樹木じゆもく生育せいいくしてゐるかといふと、一番いちばんいちじるしいのがぶなのです。本帶ほんたい一名いちめい椈帶ぶなたい』といふのもぶなが、その代表だいひよう樹種じゆしゆであるからです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
本隊ほんたいが、それにおくれているはずはない。小川隊が、今市の町の焼け跡から迫って行くのを見ながら、堀麾下きかの各隊は、山沿いに突撃し、狐塚の直前で、はや激戦に入っていた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)