“生神”の読み方と例文
読み方割合
いきがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみもうしますのは、人間にんげんがまだ地上ちじょううまれなかった時代じだいからのもと生神いきがみ、つまりあなたがたっしゃる『自我じが本体ほんたいまた高級こうきゅうの『自然霊しぜんれい』なのでございます。
現に寝床へさらさらと音がします。——その川尻を渡って、安部屋から、百浦ももうら志加浦しがうら赤住あかずみ……この赤住を……可心の紀行には赤垣とあやまっています——福浦、生神いきがみ七海ななうみ
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
生神いきがみの思想は明らかにこゝに現はれたのである。徳公に至つて雍に居を卜したので、雍の諸祠はこれより大に興り、漢に至つても雍畤は數〻論議の種子となるに至つたのである。
道教に就いて (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)