“いきがみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生神57.1%
活神28.6%
活髪14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現に寝床へさらさらと音がします。——その川尻を渡って、安部屋から、百浦ももうら志加浦しがうら赤住あかずみ……この赤住を……可心の紀行には赤垣とあやまっています——福浦、生神いきがみ七海ななうみ
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
山鬼は地方によって山爺のことをそうもいい眼一つ足一つだなどといった者もあります。一方ではまた山鬼護法と連称して、霊山の守護に任ずる活神いきがみのごとくにも信じました。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その肩にたれつつ、みどり児のうなじおおう優しき黒髪は、いかなる女子のか、活髪いきがみをそのままに植えてある。……
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)