活神いきがみ)” の例文
竜神りゅうじんというのはくちえばもと活神いきがみ、つまり人間にんげん現世このよあらわれるまえから、こちらの世界せかいはたらいている神々かみがみじゃ。
山鬼は地方によって山爺のことをそうもいい眼一つ足一つだなどといった者もあります。一方ではまた山鬼護法と連称して、霊山の守護に任ずる活神いきがみのごとくにも信じました。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)