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生神
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いきがみ
ふりがな文庫
“
生神
(
いきがみ
)” の例文
神
(
かみ
)
と
申
(
もう
)
しますのは、
人間
(
にんげん
)
がまだ
地上
(
ちじょう
)
に
生
(
うま
)
れなかった
時代
(
じだい
)
からの
元
(
もと
)
の
生神
(
いきがみ
)
、つまりあなた
方
(
がた
)
の
仰
(
お
)
っしゃる『
自我
(
じが
)
の
本体
(
ほんたい
)
』
又
(
また
)
は
高級
(
こうきゅう
)
の『
自然霊
(
しぜんれい
)
』なのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
現に寝床へさらさらと音がします。——その川尻を渡って、安部屋から、
百浦
(
ももうら
)
、
志加浦
(
しがうら
)
、
赤住
(
あかずみ
)
……この赤住を……可心の紀行には赤垣と
誤
(
あやま
)
っています——福浦、
生神
(
いきがみ
)
、
七海
(
ななうみ
)
。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
生神
(
いきがみ
)
の思想は明らかにこゝに現はれたのである。徳公に至つて雍に居を卜したので、雍の諸祠はこれより大に興り、漢に至つても雍畤は數〻論議の種子となるに至つたのである。
道教に就いて
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
施
(
ほどこ
)
されたり
珍
(
めづ
)
らしき
氣象
(
きしやう
)
の先生なれば
近郷近在
(
きんがうきんざい
)
にては
生神
(
いきがみ
)
先生々々
(
せんせい/\
)
と人々が
敬
(
うやま
)
ふ
位
(
くらゐ
)
なり夫に又我等の處は
格別
(
かくべつ
)
に
御贔屓
(
ごひいき
)
にて女房は
針
(
はり
)
仕事を能する故後家で居た時分には後藤先生の
浣
(
すゝ
)
ぎ
洗濯
(
せんだく
)
から衣類を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“生神”で始まる語句
生神様
生神場
生神々々