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早起
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はやお
ふりがな文庫
“
早起
(
はやお
)” の例文
早起
(
はやお
)
きの
女中
(
ぢよちう
)
がざぶ/\、さら/\と、
早
(
はや
)
、その
木
(
き
)
の
葉
(
は
)
をはく。……
化
(
ば
)
けさうな
古箒
(
ふるばうき
)
も、
唯
(
と
)
見
(
み
)
ると
銀杏
(
いてふ
)
の
簪
(
かんざし
)
をさした
細腰
(
さいえう
)
の
風情
(
ふぜい
)
がある。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あちらの
嶺
(
みね
)
の
方
(
ほう
)
へ、
早起
(
はやお
)
きする
小鳥
(
ことり
)
たちの
声
(
こえ
)
を
聞
(
き
)
きつけて、これを
捕
(
と
)
らえて
飢
(
う
)
えを
満
(
み
)
たすために、
飛
(
と
)
んでいってしまった
後
(
あと
)
です。
美しく生まれたばかりに
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
済
(
す
)
まないのは、お
前
(
まえ
)
さんよりこっちのこと、
折角
(
せっかく
)
眠
(
ねむ
)
いところを、
早起
(
はやお
)
きをさせて、わざわざ
来
(
き
)
てもらいながら、
肝腎
(
かんじん
)
のおせんが。——」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「あなたは
早起
(
はやお
)
きでゐらつしやいますね。」私が彼女の傍へ行くと、
愛想
(
あいそ
)
のいゝ接吻と握手で迎へられた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
ものぐさ
百姓
(
ひゃくせう
)
がある
朝
(
あさ
)
、めづらしく
早起
(
はやお
)
きして、
畑
(
はたけ
)
で
種蒔
(
たねま
)
きをしてゐました。それを
頬白鳥
(
ほゝじろ
)
がみつけて
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
▼ もっと見る
その
鳴
(
な
)
き
声
(
ごえ
)
に、
眠
(
ねむ
)
っている
林
(
はやし
)
や、
森
(
もり
)
や、
野原
(
のはら
)
が
目
(
め
)
を
醒
(
さ
)
ましました。
中
(
なか
)
には、「
元気
(
げんき
)
のいいからす。」といって、この
早起
(
はやお
)
きのからすをほめました。
一本のかきの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
まだ、おちこちの
森
(
もり
)
のすがたは、ぼんやりとして、あたり一
面
(
めん
)
の
畑
(
はたけ
)
には、
白
(
しろ
)
いもやがかかっていたけれど、
早起
(
はやお
)
きのうぐいすや、やまばとは、もうどこかでほがらかに
鳴
(
な
)
いていました。
羽衣物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“早起”で始まる語句
早起村