“はやお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
早起70.0%
早緒10.0%
晨起10.0%
逸雄10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あちらのみねほうへ、早起はやおきする小鳥ことりたちのこえきつけて、これをらえてえをたすために、んでいってしまったあとです。
美しく生まれたばかりに (新字新仮名) / 小川未明(著)
汚池おちに釣り、禁池に釣り、はりさきを争ひて釣り、天候を知らずして海上に釣り、秋の夜露に打たれて船に釣り、夏の午日に射られて岡に釣り、早緒はやお朽ちたる櫓を執り
研堂釣規 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
かれ近來きんらいにない晨起はやおきをしたので、しもしろにはつてこはばつたあし爪先つまさきいたくなるほどつめたいのをかんじた。火鉢ひばちそばすわつても煙草たばこもないのでかれ自分じぶんかまどしたえさしをはひまゝとつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
その頃同じ所に勤務していた三浦逸雄はやお(イタリア文学研究家・詩人)と私とが相談して、場合によったら私たちでお引受けして出そうというので先生にもこのことを申し上げましたね