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指
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し
ふりがな文庫
“
指
(
し
)” の例文
故郷
(
くに
)
は
靜岡
(
しづをか
)
の
流石
(
さすが
)
に
士族出
(
しぞくで
)
だけ
人品
(
じんぴん
)
高尚
(
かうしよう
)
にて
男振
(
をとこぶり
)
申
分
(
ぶん
)
なく、
才
(
さい
)
あり
學
(
がく
)
あり
天晴
(
あつぱ
)
れの
人物
(
じんぶつ
)
、
今
(
いま
)
こそ
内科
(
ないくわ
)
の
助手
(
しよしゆ
)
といへども
行末
(
ゆくすゑ
)
の
望
(
のぞ
)
みは十
指
(
し
)
のさす
處
(
ところ
)
なるを
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
演奏会は数千の人を集めて、数千の人はことごとく
双手
(
そうしゅ
)
を
挙
(
あ
)
げながらこの二人を歓迎している。同じ数千の人はことごとく五
指
(
し
)
を
弾
(
はじ
)
いて、われ一人を排斥している。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一
指
(
し
)
だも動かされぬほど
縛
(
しば
)
られながらも、なお心中に言わんと欲することを敢然として口に出すがごときは、真の心の独立で、百万の敵も彼の口を
塞
(
ふさ
)
ぐごとはできぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
なお、
鵜殿
(
うどの
)
党、何郷の党と、十
指
(
し
)
にあまる熊野武族の名が、かぞえられた。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平均は
実在的
(
じつざいてき
)
現象を測るもので、ノルムは実際経験の後、
誰
(
た
)
れいうとなく、十
目
(
もく
)
が見、十
指
(
し
)
が
指
(
ゆびさ
)
して、一種の理想的標準を設け、物を測定するに用うるものであると
思
(
おも
)
う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
これなん、
咲耶子
(
さくやこ
)
の一
指
(
し
)
一
揮
(
き
)
に
伏現
(
ふくげん
)
する
裾野馴
(
すそのな
)
らしの
胡蝶
(
こちょう
)
の陣。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“指”の意味
《名詞》
(ゆび)手、または足の先に付いている、枝分かれした部分。
(出典:Wiktionary)
“指”の解説
指(ゆび)は、一般的に人間の身体の一部で、手や足の末端部にある突出部で、中に関節のある骨格を含む。人が日常的に使う部位だけに様々な意味合いを持つ言葉に発展し、慣用句でも多用されている。相同な構造は四肢動物全般に見られ、四肢の形成の初期から存在する物である。
(出典:Wikipedia)
指
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“指”を含む語句
指示
指環
食指
指弾
拇指
指輪
小指
目指
指折
指導者
指揮
指貫
屈指
示指
人指
無名指
指揮者
指定
指ヶ谷町
指差
...