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快樂
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くわいらく
ふりがな文庫
“
快樂
(
くわいらく
)” の例文
新字:
快楽
その上、幸福がかたく私を拒否したからには、私には人生の
快樂
(
くわいらく
)
をとり出す權利がある。どんなに高價なものであらうとも、私は手に入れて見せる。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
不義の
快樂
(
くわいらく
)
に
耽
(
ふけ
)
つて居たが、何にかの
彈
(
はず
)
みでそれが主人の小左衞門に嗅ぎつけられ、急に殺す氣になつたのだらう
銭形平次捕物控:221 晒し場は招く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
然云
(
さうい
)
ふ
譯
(
わけ
)
では
無
(
な
)
いのです、
其
(
そ
)
れは
貴方
(
あなた
)
が
苦痛
(
くつう
)
を
嘗
(
な
)
めて、
私
(
わたくし
)
が
嘗
(
な
)
めないといふことではないのです。
詮
(
せん
)
ずる
所
(
ところ
)
、
苦痛
(
くつう
)
も
快樂
(
くわいらく
)
も
移
(
うつ
)
り
行
(
ゆ
)
くもので、
那樣事
(
そんなこと
)
は
奈何
(
どう
)
でも
可
(
い
)
いのです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
〔譯〕人は皆身の
安否
(
あんぴ
)
を
問
(
と
)
ふことを知つて、而かも心の安否を問ふことを知らず。宜しく自ら能く
闇室
(
あんしつ
)
を
欺
(
あざむ
)
かざるや
否
(
いな
)
や、能く
衾影
(
きんえい
)
に
愧
(
は
)
ぢざるや否や、能く
安穩
(
あんおん
)
快樂
(
くわいらく
)
を得るや否やと問ふべし。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
是
(
これ
)
に
由
(
よ
)
つて
人智
(
じんち
)
は、
人間
(
にんげん
)
の
唯一
(
ゆゐいつ
)
の
快樂
(
くわいらく
)
の
泉
(
いづみ
)
となつてゐる。
然
(
しか
)
るに
我々
(
われ/\
)
は
自分
(
じぶん
)
の
周圍
(
まはり
)
に、
些
(
いさゝか
)
も
知識
(
ちしき
)
を
見
(
み
)
ず、
聞
(
き
)
かずで、
我々
(
われ/\
)
は
全然
(
まるで
)
快樂
(
くわいらく
)
を
奪
(
うば
)
はれてゐるやうなものです。
勿論
(
もちろん
)
我々
(
われ/\
)
には
書物
(
しよもつ
)
が
有
(
あ
)
る。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
快
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
樂
部首:⽊
15画
“快”で始まる語句
快
快楽
快活
快哉
快濶
快癒
快走艇
快川
快方
快諾