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年齢
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ねんれい
ふりがな文庫
“
年齢
(
ねんれい
)” の例文
旧字:
年齡
お前が少しでも
憐
(
あわれ
)
んでやったり、感謝したりすることのできる
年齢
(
ねんれい
)
に達したときに読ませようと思って書き綴っておくものである。
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
しかし彼女の
年齢
(
ねんれい
)
境遇
(
きょうぐう
)
等に照らしにわかに独立する必要があったろうとは考えられないこれは恐らく佐助との関係を
慮
(
おもんぱか
)
ったのであろうというのは
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
両公左右の□臣たれども
才徳
(
さいとく
)
年齢
(
ねんれい
)
双璧
(
さうへき
)
をなさず、故に心
齟齬
(
そご
)
して相
和
(
くわ
)
せず。
是
(
これ
)
菅神の
讒毒
(
ざんどく
)
を
得
(
え
)
玉ふの
張本
(
ちやうぼん
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
自分とあまり
年齢
(
ねんれい
)
の差のない人たちの間に、自分の及びもつかないほどすぐれた人物を発見すると、とかく自信を失いがちなものであり、そして、その危険は
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
頭髪の色と
黒子
(
ほくろ
)
の所在は毎日変って、
年齢
(
ねんれい
)
区々
(
くく
)
。趣味として買物、慈善事業、詩人画家の招待。オペラ。
字で書いた漫画
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
▼ もっと見る
翌年
(
よくねん
)
の春、ジェンナー
夫婦
(
ふうふ
)
は男の子をもうけ、エドワードと命名しました。そのときジェンナーはこの子が一定の
年齢
(
ねんれい
)
に達したら、実験を試みようと決心しました。
ジェンナー伝
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
けんそんなゴルドンも
年齢
(
ねんれい
)
を
減
(
へ
)
らすことができないので、第五級の生徒となることにきまった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
しかし、
年齢
(
ねんれい
)
を超えた女性の「美しさ」があり得る。八重子はそれを知らなくてはならない。八重子は現在の「美しさ」以外に「美しさ」を持つことの出来ない女優ではない。
先づ脱却すべきは
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
言葉使ひのしとやかさから思知られる
真
(
まこと
)
の
年齢
(
ねんれい
)
は、却て其人のわかかつた二十ころの美しさを忍ばせるのみならず、その美しさのやがて衰へて行かうとする間際のさびしさに
来訪者
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
二十八歳としてあるが、どんな女性だったのだろうか……僕と同じ
年齢
(
ねんれい
)
で亡くなった、この新墓の主の墓標の言葉に、僕は全く
口笛
(
くちぶえ
)
さえ吹きたくなったほど気持ちが軽くなった。
魚の序文
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
その時、
四十而不惑
(
しじゅうにしてまどわず
)
といった・その四十
歳
(
さい
)
に孔子はまだ達していなかった。子路よりわずか九歳の年長に過ぎないのだが、子路はその
年齢
(
ねんれい
)
の差をほとんど無限の
距離
(
きょり
)
に感じていた。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
答『これはいかにも
無理
(
むり
)
な
質問
(
とい
)
じゃ。
本来
(
ほんらい
)
こちらの
世界
(
せかい
)
に
年齢
(
ねんれい
)
はないのじゃから……。が、
人間
(
にんげん
)
の
年齢
(
ねんれい
)
に
直
(
なお
)
して
見
(
み
)
たら、はっきりとは
判
(
わか
)
らぬが、
凡
(
およそ
)
そ五六百
年位
(
ねんぐらい
)
のところであろうか……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
彼の心は七八つの幼ないものだが
年齢
(
ねんれい
)
はもう十六七の青年に達していた。
みちのく
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「姓名
年齢
(
ねんれい
)
、その通りに
相違
(
そうい
)
ないか。」
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
両公左右の□臣たれども
才徳
(
さいとく
)
年齢
(
ねんれい
)
双璧
(
さうへき
)
をなさず、故に心
齟齬
(
そご
)
して相
和
(
くわ
)
せず。
是
(
これ
)
菅神の
讒毒
(
ざんどく
)
を
得
(
え
)
玉ふの
張本
(
ちやうぼん
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
真剣であり熱心であるということと、冷静であり理性的であるということを
一致
(
いっち
)
させることの困難さを、両先生は、その教育的信念と
年齢
(
ねんれい
)
とによって、すでに十分
克服
(
こくふく
)
していたのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
その他の少年をいちいち
紹介
(
しょうかい
)
するために、
国籍
(
こくせき
)
と
年齢
(
ねんれい
)
を左に
略記
(
りゃっき
)
する。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「精神
年齢
(
ねんれい
)
のほうでは、いっそう年上らしいね。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
齢
常用漢字
中学
部首:⿒
17画
“年齢”で始まる語句
年齢下
年齢少
年齢頃
年齢甲斐