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帶
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さ
ふりがな文庫
“
帶
(
さ
)” の例文
新字:
帯
平生
(
へいぜい
)
は一
本
(
ぽん
)
きり
帶
(
さ
)
してゐないけれども、二
本帶
(
ほんさ
)
して
歩
(
ある
)
く
資格
(
しかく
)
を
有
(
も
)
つてゐて、
與力
(
よりき
)
や
京武士
(
みやこぶし
)
の
後
(
あと
)
へ
廻
(
まは
)
らなくてもいいだけの
地位
(
ちゐ
)
になつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
羽二重
(
はぶたへ
)
の
小袖羽織
(
こそでばおり
)
に
茶宇
(
ちやう
)
の
袴
(
はかま
)
、それはまだ
驚
(
おどろ
)
くに
足
(
た
)
りないとして、
細身
(
ほそみ
)
の
大小
(
だいせう
)
は、
拵
(
こしら
)
へだけに四
百兩
(
ひやくりやう
)
からもかけたのを
帶
(
さ
)
してゐた。
鐺
(
こじり
)
に
嵌
(
は
)
めた
分
(
ぶ
)
の
厚
(
あつ
)
い
黄金
(
きん
)
が
燦然
(
さんぜん
)
として、
冬
(
ふゆ
)
の
日
(
ひ
)
に
輝
(
かゞや
)
いた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
黄金作
(
こがねづく
)
りの
大小
(
だいせう
)
を
門前
(
もんぜん
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
で
取
(
と
)
り
上
(
あ
)
げられて、
丸腰
(
まるごし
)
になつたのを
不平
(
ふへい
)
に
思
(
おも
)
ふ
風
(
ふう
)
で、
人
(
ひと
)
を
突
(
つ
)
き
退
(
の
)
けながらやつて
來
(
き
)
た
其
(
そ
)
の
天滿與力
(
てんまよりき
)
は、
玄竹
(
げんちく
)
が
脇差
(
わきざ
)
しを
帶
(
さ
)
してゐるのを
見
(
み
)
て、
怪
(
け
)
しからんといふ
風
(
ふう
)
で
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
“帶(
帯
)”の解説
帯(おび、帶)とは、着物の上から腰の上に巻いて結ぶことで着物を体に固定させる幅広で紐状の装身具。道具を装用する機能も持つ。
(出典:Wikipedia)
帶
部首:⼱
11画
“帶”を含む語句
帶刀
貧乏世帶
繃帶
世帶
下帶
熱帶地方
丸帶
帶劍
本帶
扱帶
兵兒帶
苗字帶刀
所帶
一帶
晝夜帶
世帶染
兼帶
帶廣
所帶持
帶揚
...