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兵兒帶
ふりがな文庫
“兵兒帶”の読み方と例文
新字:
兵児帯
読み方
割合
へこおび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へこおび
(逆引き)
「
御蔭
(
おかげ
)
で
取
(
と
)
られた
品物
(
しなもの
)
が
又
(
また
)
戻
(
もど
)
りましたよ」と
云
(
い
)
ひながら、
白縮緬
(
しろちりめん
)
の
兵兒帶
(
へこおび
)
に
卷
(
ま
)
き
付
(
つ
)
けた
金鎖
(
きんぐさり
)
を
外
(
はづ
)
して、
兩葢
(
りやうぶた
)
の
金時計
(
きんどけい
)
を
出
(
だ
)
して
見
(
み
)
せた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「さあ、
着
(
き
)
りもん着更へて。……」と早口をして、白メリンスの
兵兒帶
(
へこおび
)
に手をかけると、追ひ剥ぎのやうに竹丸のヨソイキの着物を脱がしかけた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
……
更
(
あらた
)
めて
言
(
い
)
ふまでもないが、
車賃
(
くるまちん
)
なしの
兵兒帶
(
へこおび
)
でも、
辻
(
つじ
)
、
巷
(
ちまた
)
の
盛
(
さか
)
り
場
(
ば
)
は
申
(
まを
)
すまでもない
事
(
こと
)
、
待俥
(
まちぐるま
)
の、
旦那
(
だんな
)
御都合
(
ごつがふ
)
で、を
切拔
(
きりぬ
)
けるのが、てくの
身
(
み
)
に
取
(
と
)
り
大苦勞
(
だいくらう
)
で。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
兵兒帶(へこおび)の例文をもっと
(8作品)
見る
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
兒
部首:⼉
8画
帶
部首:⼱
11画
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兵
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