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へこおび
ふりがな文庫
“へこおび”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヘコオビ
語句
割合
兵児帯
75.2%
兵古帯
9.2%
兵子帯
9.2%
兵兒帶
5.2%
兵子帶
1.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵児帯
(逆引き)
こいつを、古新聞で包んで、薄汚れた
兵児帯
(
へこおび
)
でぐるぐると巻いてあるんだが、結びめは、はずれて緩んで、新聞もばさりと裂けた。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
へこおび(兵児帯)の例文をもっと
(50作品+)
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兵古帯
(逆引き)
ちょっと思案してから
兵古帯
(
へこおび
)
をぐるぐるほどき、着物まですっぽり脱いで、シャツと
猿又
(
さるまた
)
だけの姿になり
火の鳥
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
へこおび(兵古帯)の例文をもっと
(14作品)
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兵子帯
(逆引き)
白薩摩の汚れた
単衣
(
ひとえ
)
、紺染の
兵子帯
(
へこおび
)
、いが
栗天窓
(
ぐりあたま
)
、
団栗目
(
どんぐりめ
)
、ころころと肥えて丈の低きが、
藁草履
(
わらぞうり
)
を
穿
(
うが
)
ちたる、
豈
(
あに
)
それ多磨太にあらざらんや。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
へこおび(兵子帯)の例文をもっと
(14作品)
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▼ すべて表示
兵兒帶
(逆引き)
「さあ、
着
(
き
)
りもん着更へて。……」と早口をして、白メリンスの
兵兒帶
(
へこおび
)
に手をかけると、追ひ剥ぎのやうに竹丸のヨソイキの着物を脱がしかけた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
へこおび(兵兒帶)の例文をもっと
(8作品)
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兵子帶
(逆引き)
暑
(
あつ
)
くるしいね、
絣
(
かすり
)
の、
大島
(
おほしま
)
か
何
(
なに
)
かでせう、
襟垢
(
えりあか
)
の
着
(
つ
)
いた
袷
(
あはせ
)
に、
白縮緬
(
しろちりめん
)
の
兵子帶
(
へこおび
)
を
腸
(
はらわた
)
のやうに
卷
(
ま
)
いて、
近頃
(
ちかごろ
)
誰
(
だれ
)
も
着
(
き
)
て
居
(
ゐ
)
ます、
鐵無地
(
てつむぢ
)
の
羽織
(
はおり
)
を
着
(
き
)
て、
此
(
こ
)
の
温氣
(
うんき
)
に、めりやすの
襯衣
(
しやつ
)
です。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
へこおび(兵子帶)の例文をもっと
(2作品)
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ヘコオビ