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兵子帯
ふりがな文庫
“兵子帯”の読み方と例文
旧字:
兵子帶
読み方
割合
へこおび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へこおび
(逆引き)
山西は石垣の上を右に左に
駈
(
か
)
け歩いて、今に女の姿が見えるか見えるかと、水の
面
(
おもて
)
を
覗
(
のぞ
)
きながら両手を腰にやって
兵子帯
(
へこおび
)
を解き解きしていた。
水魔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
白薩摩の汚れた
単衣
(
ひとえ
)
、紺染の
兵子帯
(
へこおび
)
、いが
栗天窓
(
ぐりあたま
)
、
団栗目
(
どんぐりめ
)
、ころころと肥えて丈の低きが、
藁草履
(
わらぞうり
)
を
穿
(
うが
)
ちたる、
豈
(
あに
)
それ多磨太にあらざらんや。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ネルの単衣に涼しさうな
生絹
(
きぎぬ
)
の
兵子帯
(
へこおび
)
、紺キヤラコの夏足袋から、細い柾目の下駄まで、去年の信吾とは大分違つてゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
兵子帯(へこおび)の例文をもっと
(14作品)
見る
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
帯
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
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