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布
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ふ
ふりがな文庫
“
布
(
ふ
)” の例文
すべて、
海上
(
かいじやう
)
の
規則
(
きそく
)
では、
船
(
ふね
)
の
出港
(
しゆつかう
)
の十
分
(
ぷん
)
乃至
(
ないし
)
十五
分
(
ふん
)
前
(
まへ
)
に、
船中
(
せんちう
)
を
布
(
ふ
)
れ
廻
(
まは
)
る
銅鑼
(
どら
)
の
響
(
ひゞき
)
の
聽
(
きこ
)
ゆると
共
(
とも
)
に
本船
(
ほんせん
)
を
立去
(
たちさ
)
らねばならぬのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
オノリイヌ——奥さんは、だけど、
布
(
ふ
)
きんのあてようがちょっくら間違ってたぐらいで、わしに暇をくれようっていうつもりは多分おあんなさるまい。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
まして彼等が顔をそむけて乃公を悪人と言い
布
(
ふ
)
らすんだからサッパリわからない。それで想い出したが、大アニキが乃公に論文を書かせてみたことがある。
狂人日記
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
するとそれを侍たちは
鞭
(
むち
)
を上げて追いかけ、
勅勘
(
ちょっかん
)
の
流人
(
るにん
)
が
布
(
ふ
)
れる説教を聞くやつ
輩
(
ばら
)
は同罪に処すぞ! ——こう呶鳴りながら、追いまわすのでございました
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
乙 んじゃ、この足でわし等
布
(
ふ
)
れて歩くべえ。頼んだよ、仙太さ!
天狗外伝 斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
▼ もっと見る
「お父アん、お起きなさいツて」と云ひ
布
(
ふ
)
れて來る。
泡鳴五部作:01 発展
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
彼が持っていた抱負、志向、希望、前途がただ一筆で棒引されてしまった。閑人のお
布
(
ふ
)
れが
行届
(
ゆきとど
)
いて、小D、王鬍などに話の種を呉れたのは、やっぱり今度の事であった。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
最早
(
もはや
)
袂別
(
わかれ
)
の
時刻
(
じこく
)
も
迫
(
せま
)
つて
來
(
き
)
たので、いろ/\の
談話
(
はなし
)
はそれからそれと
盡
(
つ
)
くる
間
(
ま
)
も
無
(
な
)
かつたが、
兎角
(
とかく
)
する
程
(
ほど
)
に、ガラン、ガラ、ガラン、ガラ、と
船中
(
せんちゆう
)
に
布
(
ふ
)
れ
廻
(
まは
)
る
銅鑼
(
どら
)
の
響
(
ひゞき
)
が
囂
(
かまびす
)
しく
聽
(
きこ
)
えた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
乙 んじゃ、この足でわし等
布
(
ふ
)
れ歩くべえ。頼んだよ、仙太さ!
斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
けれど鄒七嫂は次の日あの藍袴を黒色に染め替えて阿Qの疑うべき節を言い
布
(
ふ
)
らして歩いた。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
“布”の意味
《名詞》
(ぬの)綿や絹といった繊維から織り上げたもの。衣服などの材料となる。
(出典:Wiktionary)
“布”の解説
布(ぬの)とは
織物の総称。織ったもののこと。古くは、(絹(絹織物)と対比して)麻・葛 (くず) などで織ったものを「布」と言っていたが、のちに木綿も含めた。
(広く)繊維類を薄く加工したもの。(織物に限らず、メリヤス生地やレース(編み物の類)、フェルト、不織布まで含めた概念)
(出典:Wikipedia)
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“布”を含む語句
毛布
麻布
被布
白布
赤毛布
絹布
画布
頭布
敷布
帆布
布地
財布
布片
小布
撒布
卓布
垂布
昆布
布衣
上布
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