“卓布”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たくふ37.5%
テーブルクロース25.0%
クロス12.5%
テーブルかけ12.5%
ナップ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その晩私は先生と向い合せに、例の白い卓布の前にった。奥さんは二人を左右に置いて、り庭の方を正面にして席を占めた。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
食卓は約束通り座敷の近くに据えられてあった。模様の織り出された厚い卓布が美しくかつ清らかに電燈の光を射返していた。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
客間はうの昔に、すっかり片づけられ、例の豪勢な羽根蒲団も姿を消して、長椅子の前には卓布を掛けたテーブルが据えてあった。その上へ手箱を持ちあげたまま、彼は暫らく息を休めた。
しばらく動かずにいらつしやい、動くと卓布からからだが外れて往來から見えますから、だいぶ暗くなつて來たでせう。さあ、あんなに永い間わたくしをおもつて下すつたお禮を
はるあはれ (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
どういうわけか、卓布のかかったテーブルでジャガイモと隣りあったことがなかったが、きょうはふしぎな縁でめぐりあうことになった。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)