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小布
ふりがな文庫
“小布”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こぎれ
70.6%
こぎ
11.8%
こぬの
5.9%
こぎぬ
5.9%
コギレ
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぎれ
(逆引き)
こう
自棄
(
やけ
)
に言い放つと、髪に
櫛
(
くし
)
の歯を入れて、何か化粧下のようなものを
小布
(
こぎれ
)
にそそぎかけて、それを指先に巻きながら、眉、口紅を拭き直している。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小布(こぎれ)の例文をもっと
(12作品)
見る
こぎ
(逆引き)
もう、
結納
(
ゆいのう
)
もすみ、あの家では、
初春
(
はる
)
の支度で、花嫁の準備で、
友禅
(
ゆうぜん
)
小布
(
こぎ
)
れや
綿屑
(
わたくず
)
が、庭先に掃き出されてあるのでもそれが分る——と、云うのだった。
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小布(こぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こぬの
(逆引き)
戸浪三四郎が「一宮かおるの屍体に異常はないか」と聞いたのは
炯眼
(
けいがん
)
だった。屍体の
纏
(
まと
)
っていた衣服の左ポケットに、おかしな
小布
(
こぬの
)
が入っていた。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
小布(こぬの)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
こぎぬ
(逆引き)
小布
(
こぎぬ
)
の意味であります。一つは南部地方のもので「
菱刺
(
ひしざし
)
」と呼びます。「こぎん」の方はもうほとんど絶えましたが、近頃それを
惜
(
お
)
しんで再び立ち直ろうと試みられております。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
小布(こぎぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
コギレ
(逆引き)
引出しの一つ一つに目先のちょっとちがった
小布
(
コギレ
)
がつまっていて、ひょっと目をひかれるような気の利いた、柄の面白いようなスフではないものが入っている、しかし小布であり
獄中への手紙:10 一九四三年(昭和十八年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
小布(コギレ)の例文をもっと
(1作品)
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小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“小布”で始まる語句
小布施
小布団
小布團
小布屋
小布瀬
小布片
検索の候補
小布施
小布団
小布團
小布屋
小布瀬
小布片
色小布
小切布
麻布小衾
“小布”のふりがなが多い著者
吉川英治
柳宗悦
野村胡堂
海野十三
宮本百合子