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小説家
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せうせつか
ふりがな文庫
“
小説家
(
せうせつか
)” の例文
俗界
(
ぞくかい
)
に
於
(
お
)
ける
小説
(
せうせつ
)
の
勢力
(
せいりよく
)
斯
(
か
)
くの
如
(
ごと
)
く
大
(
だい
)
なれば
随
(
したがつ
)
て
小説家
(
せうせつか
)
即
(
すなは
)
ち
今
(
いま
)
の
所謂
(
いはゆる
)
文学者
(
ぶんがくしや
)
のチヤホヤせらるゝは
人気
(
じんき
)
役者
(
やくしや
)
も
物
(
もの
)
の
数
(
かづ
)
ならず。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
さて
其
(
その
)
俊秀
(
しゆんしう
)
なる
当代
(
たうだい
)
の
小説家
(
せうせつか
)
が普通
日用
(
にちよう
)
の語をさへ知らぬ事は、ヒイキたる
僕
(
ぼく
)
の
笑止
(
せうし
)
とするよりも、残念とする所だが今ではこれが新聞記者にも及んだらしい。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
此故
(
このゆゑ
)
に
腥
(
なまぐさ
)
き
血
(
ち
)
の
臭
(
にほひ
)
失
(
う
)
せて
白粉
(
おしろい
)
の
香
(
かをり
)
鼻
(
はな
)
を
突
(
つ
)
く
太平
(
たいへい
)
の
御代
(
みよ
)
にては
小説家
(
せうせつか
)
即ち
文学者
(
ぶんがくしや
)
の
数
(
かず
)
次第々々
(
しだい/\
)
に
増加
(
ぞうか
)
し、
鯛
(
たひ
)
は
花
(
はな
)
は
見
(
み
)
ぬ
里
(
さと
)
もあれど、
鯡
(
にしん
)
寄
(
よ
)
る
北海
(
ほつかい
)
の
浜辺
(
はまべ
)
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
エモンを字の
如
(
ごと
)
くイモンと読んで
衣
(
きぬ
)
に
附
(
つ
)
けた
紋
(
もん
)
と
心得
(
こゝろえ
)
て
居
(
ゐ
)
た
小説家
(
せうせつか
)
があつたさうだが、
或
(
ある
)
若
(
わか
)
い
御新造
(
ごしんぞう
)
が
羽織
(
はをり
)
を
幾枚
(
いくまい
)
こしらへても、
実家
(
じつか
)
の
紋
(
もん
)
を附けるのを隣の
老婢
(
ばあや
)
が
怪
(
あやし
)
んでたづねると
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
“小説家”の意味
《名詞》
小 説 家(しょうせつか)
小説を書く人。また、それを生業とする人。
(出典:Wiktionary)
“小説家”の解説
小説家(しょうせつか)は、継続的に小説作品の著述・発表を行っている者、もしくはグループ。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“小説”で始まる語句
小説
小説的
小説中
小説手法
小説新聞
小説本
小説批評家