“日用”の読み方と例文
読み方割合
にちよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さてその俊秀しゆんしうなる当代たうだい小説家せうせつかが普通日用にちようの語をさへ知らぬ事は、ヒイキたるぼく笑止せうしとするよりも、残念とする所だが今ではこれが新聞記者にも及んだらしい。
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
火脉くわみやく気息いき人間にんげん日用にちよう陽火ほんのひくはふればもえてほのほをなす、これを陰火いんくわといひ寒火かんくわといふ。寒火をひくかけひつゝこげざるは、火脉の気いまだ陽火をうけて火とならざる気息いきばかりなるゆゑ也。
人間にんげんふつう日用にちようにちかき実学じつがく」だといいました。