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そうけん
ふりがな文庫
“
壮健
(
そうけん
)” の例文
旧字:
壯健
アンドレイ、エヒミチは
強
(
し
)
いて
心
(
こころ
)
を
落着
(
おちつ
)
けて、
何
(
なん
)
の、
月
(
つき
)
も、
監獄
(
かんごく
)
もそれがどうなのだ、
壮健
(
そうけん
)
な
者
(
もの
)
も
勲章
(
くんしょう
)
を
着
(
つ
)
けているではないか。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
そこで、村の
壮健
(
そうけん
)
な人達が集まって、二三十人一かたまりになって出かけました。
松明
(
たいまつ
)
、棒、
太鼓
(
たいこ
)
、
鐘
(
かね
)
、
石油缶
(
せきゆかん
)
、そんなものをめいめい持っていきました。
ひでり狐
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
胸突
(
むねつき
)
を過ぎし頃
日
(
ひ
)
は既に
西山
(
せいざん
)
に傾きしかば寒気一層甚しく、性来
壮健
(
そうけん
)
なりとはいえ、従来身心を労し、特に病体を氷点下二十余度に及べる寒風の中に
曝
(
さら
)
せしことなれば
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
しかし
私
(
わたし
)
は
少
(
すこ
)
しも
身体
(
からだ
)
に
異状
(
いじょう
)
は
無
(
な
)
いです、
壮健
(
そうけん
)
です。
無暗
(
むやみ
)
に
出掛
(
でか
)
けることは
出来
(
でき
)
ません、どうぞ
私
(
わたし
)
の
友情
(
ゆうじょう
)
を
他
(
た
)
のことで
何
(
なん
)
とか
証
(
しょう
)
させて
下
(
くだ
)
さい。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
至
(
いた
)
って
元気
(
げんき
)
な、
壮健
(
そうけん
)
な、
立派
(
りっぱ
)
な
白
(
しろ
)
い
頬鬚
(
ほおひげ
)
の、
快活
(
かいかつ
)
な
大声
(
おおごえ
)
の、しかも
気
(
き
)
の
善
(
よ
)
い、
感情
(
かんじょう
)
の
深
(
ふか
)
い
人間
(
にんげん
)
である。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“壮健”の意味
《名詞》
壮健(そうけん)
元気で健康的なこと。
(出典:Wiktionary)
壮
常用漢字
中学
部首:⼠
6画
健
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“壮”で始まる語句
壮
壮佼
壮丁
壮観
壮士
壮年
壮者
壮図
壮漢
壮夫