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墨
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ぼく
ふりがな文庫
“
墨
(
ぼく
)” の例文
専門たる
律
(
りつ
)
・
暦
(
れき
)
・
易
(
えき
)
のほかに
道家
(
どうか
)
の教えに
精
(
くわ
)
しくまた
博
(
ひろ
)
く
儒
(
じゅ
)
、
墨
(
ぼく
)
、
法
(
ほう
)
、
名
(
めい
)
、
諸家
(
しょか
)
の説にも通じていたが、それらをすべて一家の
見
(
けん
)
をもって
綜
(
す
)
べて自己のものとしていた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
然
(
しか
)
れども
善
(
よ
)
く
(二五)
書
(
しよ
)
を
屬
(
しよく
)
し
辭
(
じ
)
を
離
(
つら
)
ね、
事
(
こと
)
を
指
(
さ
)
し
情
(
じやう
)
を
類
(
るゐ
)
し、
用
(
もつ
)
て
(二六)
儒
(
じゆ
)
・
墨
(
ぼく
)
を
剽剥
(
へうはく
)
す。
當世
(
たうせい
)
の
(二七)
宿學
(
しゆくがく
)
と
雖
(
いへど
)
も
(二八)
自
(
みづか
)
ら
解免
(
かいめん
)
すること
能
(
あた
)
はざる
也
(
なり
)
其言
(
そのげん
)
(二九)
洸洋自恣
(
くわうやうじし
)
以
(
もつ
)
て
己
(
おのれ
)
に
適
(
かな
)
ふ。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
何如
(
いかん
)
ぞ、年一たび改まれば、士気
頓
(
とみ
)
に
弛
(
ゆる
)
める。三元の日、来りて礼を修むる者はあれども、未だ来りて業を請う者を見ず。今
墨
(
ぼく
)
使は府に入り、義士は獄に下り、天下の事
迫
(
せま
)
れり。何ぞ除新あらんや。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
“墨”の意味
《名詞》
(すみ)書画を書くのに用いる黒色の液体。
(すみ)語義1の液体を得るために、油煙や松煙などから採取した煤を膠で練り固めたもの。
(出典:Wiktionary)
“墨”の解説
墨(すみ)とは、煤(すす)、膠(にかわ)、香料を主原料とする書画材料。煤や膠に少量の香料などを加えて練和し木型に入れて乾燥させたものは摺墨ともいう。このような硯で水とともに磨って用いる固形墨(こけいぼく)のほか、手軽に使えるよう液状に製造した液体墨(えきたいぼく)もある。固形墨を摺った液や液体墨は墨汁(ぼくじゅう)または墨液(ぼくえき)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
“墨”を含む語句
墨汁
白墨
墨痕
墨縄
薄墨
墨色
淡墨
墨堤
唐墨
墨書
墨染
墨絵
筆墨
墨守
墨画
鍋墨
墨客
文人墨客
墨股
墨斗
...