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唐墨
ふりがな文庫
“唐墨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からすみ
37.5%
とうぼく
37.5%
たうぼく
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からすみ
(逆引き)
台湾名物
唐墨
(
からすみ
)
下され、有難く
存上
(
ぞんじあげ
)
候。酒伴の最好物に候。私事十六日上総へまゐり、昨夜帰宅仕候。取りあへず
御挨拶迄
(
ごあいさつまで
)
、拝具。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
唐墨(からすみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
とうぼく
(逆引き)
幸い持合せの
些
(
ちと
)
泥臭
(
どろくさ
)
いが見かけは立派な
円筒形
(
えんとうけい
)
の大きな
舶来
(
はくらい
)
唐墨
(
とうぼく
)
があったので、
快
(
こころよ
)
く用立てた。今夜見れば
墨痕
(
ぼくこん
)
美わしく「
彰忠
(
しょうちゅう
)
」の二字に
化
(
な
)
って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
唐墨(とうぼく)の例文をもっと
(3作品)
見る
たうぼく
(逆引き)
「わざと筆の
軸
(
ぢく
)
の
銘
(
めい
)
を切つて、善い筆か惡い筆か解らないやうにしたが、上等の
唐墨
(
たうぼく
)
を洗ひ落すのが、少しぞんざいだつた」
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
唐墨(たうぼく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“唐墨”の意味
《名詞》
(とうぼく、からすみ)中国でつくられた墨。
(からすみ、語義1に形が似ることから)ボラの卵巣を塩漬け後、干し固めた食品。
(出典:Wiktionary)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
“唐”で始まる語句
唐突
唐
唐紙
唐土
唐桟
唐櫃
唐草
唐辛子
唐人
唐黍
“唐墨”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
小金井喜美子
徳冨蘆花
蒲原有明
島崎藤村
野村胡堂
中谷宇吉郎