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からすみ
ふりがな文庫
“からすみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鱲
45.5%
唐墨
27.3%
鮞脯
18.2%
鱲子
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鱲
(逆引き)
お増は髪を
丸髷
(
まるまげ
)
などに結って、台所で酒の支度をした。二人で広小路で買って来た
餉台
(
ちゃぶだい
)
のうえには、男の好きな
鱲
(
からすみ
)
や、
鯛煎餅
(
たいせんべい
)
の
炙
(
あぶ
)
ったのなどがならべられた。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
からすみ(鱲)の例文をもっと
(5作品)
見る
唐墨
(逆引き)
箱入の
唐墨
(
からすみ
)
がある。
雌黄
(
しおう
)
なんどの絵具類をまとめた
袱紗包
(
ふくさづつみ
)
がある。そんなものが匣の大半を埋めていて、その
上積
(
うわづみ
)
のようになって、やや大型の女持の
懐中物
(
かいちゅうもの
)
がある。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
からすみ(唐墨)の例文をもっと
(3作品)
見る
鮞脯
(逆引き)
盆には一本の
銚子
(
ちょうし
)
に
猪口
(
ちょこ
)
を添え、それに
鮞脯
(
からすみ
)
のようなものを小皿に入れてつけてあった。
馬の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
からすみ(鮞脯)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
鱲子
(逆引き)
国カラ
鱲子
(
からすみ
)
ガ届キマシタカラ持ッテ来マシタト云ッテ、ソノアト一時間ホド三人デ話シテ帰リカケル様子ダッタノデ、僕ハ下ヘ降リテ行ッテ、飯ヲ食ッテ行ケト引キ留メタ。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
あれきり
閾
(
しきい
)
が高くなって
御無沙汰
(
ごぶさた
)
をしているので、近々お伺いしなければならないと思っていた、実は国元へ手紙を出して、
鱲子
(
からすみ
)
をお届けするように云いつけてやったのだが
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
からすみ(鱲子)の例文をもっと
(1作品)
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“からすみ”の意味
《名詞》
からすみ
【唐墨】中国でつくられた墨。読みは「トウボク」とも。
【唐墨、鰡子、鱲子】(語義1に形が似ることから)ボラの卵巣を塩漬け後、干し固めた食品。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
たうぼく
とうぼく