“鱲子”の読み方と例文
読み方割合
からすみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国カラ鱲子からすみガ届キマシタカラ持ッテ来マシタト云ッテ、ソノアト一時間ホド三人デ話シテ帰リカケル様子ダッタノデ、僕ハ下ヘ降リテ行ッテ、飯ヲ食ッテ行ケト引キ留メタ。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
あれきりしきいが高くなって御無沙汰ごぶさたをしているので、近々お伺いしなければならないと思っていた、実は国元へ手紙を出して、鱲子からすみをお届けするように云いつけてやったのだが
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)