墨畫すみゑ)” の例文
新字:墨画
をりから淡々あは/\しいつきひかり鐵窓てつさうれて、ゆかうへあみたるごと墨畫すみゑゆめのやうに浮出うきだしたのは、ふやうなく、凄絶せいぜつまた慘絶さんぜつきはみつた、アンドレイ、エヒミチはよこたはつたまゝいきころして
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
それからおほきなあかだい/\御供おそなへうへせて、とこゑた。とこには如何いかゞはしい墨畫すみゑうめが、はまぐり格好かつかうをしたつきいてかゝつてゐた。宗助そうすけにはこのへんぢくまへに、だい/\御供おそなへ意味いみわからなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)