“図面”のいろいろな読み方と例文
旧字:圖面
読み方割合
ずめん80.0%
づめん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壁に張りつけてあるダムの断面図だんめんずに目をつけると、そばへ寄ってまるで生きている人間の技師のように、しげしげと図面ずめんに見いった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
設計図せつけいずなど、諭吉ゆきちは、じっさい大砲たいほうをうつのはみたこともないのですが、図面ずめんをひくだけなら、もともとさきがきようなものですから、わけはありません。
みちそらとのあひだたゞ一人ひとりわしばかり、およ正午しやうごおぼしい極熱ごくねつ太陽たいやういろしろいほどにかへつた光線くわうせんを、深々ふか/″\いたゞいた一重ひとへ檜笠ひのきがさしのいで、図面づめんた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いまわかぎはこゑけられたので、先方むかう道中だうちう商売人しやうばいにんたゞけに、まさかとおもつても気迷きまよひがするので、今朝けさちぎはによくた、まへにもまをす、図面づめんをな
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)