図面ずめん)” の例文
旧字:圖面
壁に張りつけてあるダムの断面図だんめんずに目をつけると、そばへ寄ってまるで生きている人間の技師のように、しげしげと図面ずめんに見いった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
設計図せつけいずなど、諭吉ゆきちは、じっさい大砲たいほうをうつのはみたこともないのですが、図面ずめんをひくだけなら、もともとさきがきようなものですから、わけはありません。
しかし、このほうにもすきがなかったので、じゅうぶん図面ずめんをうつしとることもできず、風のごとくげうせたから、さだめし遠州えんしゅうの使者も宿所しゅくしょをはらって、けさは早朝に帰国したのであろう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのそばには一片のひきちぎれた建築図が落ちている。それは痣蟹の秘蔵ひぞう図面ずめんに違いなかった。——それ等の凄惨せいさんな光景は、一つの懐中電灯でまざまざと照らし出されているのであった。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「は、承知いたしました。して、この図面ずめんにあります場所は?」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
怪しい図面ずめん
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)