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友情
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ゆうじょう
ふりがな文庫
“
友情
(
ゆうじょう
)” の例文
しかし
私
(
わたし
)
は
少
(
すこ
)
しも
身体
(
からだ
)
に
異状
(
いじょう
)
は
無
(
な
)
いです、
壮健
(
そうけん
)
です。
無暗
(
むやみ
)
に
出掛
(
でか
)
けることは
出来
(
でき
)
ません、どうぞ
私
(
わたし
)
の
友情
(
ゆうじょう
)
を
他
(
た
)
のことで
何
(
なん
)
とか
証
(
しょう
)
させて
下
(
くだ
)
さい。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
しかし、このまえのナイフのほうが、どれほど、
思
(
おも
)
いやりや、
友情
(
ゆうじょう
)
があったかしれません。
私
(
わたし
)
は、いま
窓
(
まど
)
の
下
(
した
)
で、
横
(
よこ
)
たわりながら、そう
思
(
おも
)
っています……。
脊の低いとがった男
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
でもそれよりもこれよりもいちばんつらいのは、ミリガン
夫人
(
ふじん
)
とアーサとに
別
(
わか
)
れることであった。わたしはこの人たちの
友情
(
ゆうじょう
)
からはなれなければならないであろう。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
わたしは
今晩
(
こんばん
)
いつもよりよけいにかれの
友情
(
ゆうじょう
)
の
必要
(
ひつよう
)
を感じた。わたしはあんなにゆかいな、あんなに親切な、あれほど友人としてたのもしいかれに会うことにただ一つの楽しい
希望
(
きぼう
)
を持った。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
あくる
日
(
ひ
)
の
朝
(
あさ
)
、
彼
(
かれ
)
は、
起
(
お
)
きるとまず、
机
(
つくえ
)
の
抽斗
(
ひきだし
)
を
開
(
あ
)
けて、
友情
(
ゆうじょう
)
のあったという
昔
(
むかし
)
のナイフを
出
(
だ
)
してみました。そのナイフは、もう
赤
(
あか
)
くさびています。
彼
(
かれ
)
は、
念
(
ねん
)
のために
窓
(
まど
)
の
下
(
した
)
へいってみました。
脊の低いとがった男
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
友
(
とも
)
はわざわざ
休暇
(
きゅうか
)
を
取
(
と
)
って、かく
自分
(
じぶん
)
と
共
(
とも
)
に
出発
(
しゅっぱつ
)
したのでは
無
(
な
)
いか。
深
(
ふか
)
き
友情
(
ゆうじょう
)
によってでは
無
(
な
)
いか、
親切
(
しんせつ
)
なのでは
無
(
な
)
いか。しかし
実
(
じつ
)
にこれ
程
(
ほど
)
有難迷惑
(
ありがためいわく
)
のことがまたとあろうか。
降参
(
こうさん
)
だ、
真平
(
まっぴら
)
だ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
きみはぼくがなにをたのんでも、ぼくの
友情
(
ゆうじょう
)
を
疑
(
うたが
)
いはしないだろうねえ
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
わたしは
断
(
ことわ
)
りたかったけれど、かれはきらきらする銀貨をわたしの手に
無理
(
むり
)
ににぎらせた。わたしはだいじにしている
宝
(
たから
)
が分けてくれようというかれの
友情
(
ゆうじょう
)
がひじょうに強いものであることを知った。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
アーサはわたしに
熱
(
あつ
)
い
友情
(
ゆうじょう
)
を
寄
(
よ
)
せていた。わたしのほうでもわざとでなしに、また気のどくという
同情
(
どうじょう
)
からでなしに、しぜんとかれを兄弟のように思っていた。二人はけんか一つしたことはなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“友情”の解説
友情(ゆうじょう)は、「知人」より関係性が深い非親族相手である「友だち」と呼ばれる人間関係間の感情、思いやる心のこと。友同士の間に生まれる情愛。
(出典:Wikipedia)
友
常用漢字
小2
部首:⼜
4画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“友情”で始まる語句
友情深