“ゆうじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
友情30.8%
有情15.4%
祐乗15.4%
優諚7.7%
揖譲7.7%
牖上7.7%
遊杖7.7%
邑丞7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、このまえのナイフのほうが、どれほど、おもいやりや、友情ゆうじょうがあったかしれません。わたしは、いままどしたで、よこたわりながら、そうおもっています……。
脊の低いとがった男 (新字新仮名) / 小川未明(著)
見ずや、上野の老杉ろうさんは黙々として語らず訴へず、ひとりおのれの命数を知り従容しょうようとして枯死こしし行けり。無情の草木はるか有情ゆうじょうの人にまさるところなからずや。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
受け継ぐ人々 ほほう、小柄こづか祐乗ゆうじょうですな。
稲生播磨守 (新字新仮名) / 林不忘(著)
およそ臣子の分として、この叡慮えいりょにおこたえ申し奉らざるものやあろう。遠く、この北越の辺隅にあっても、一日とて、そのありがたい優諚ゆうじょうをわすれたことはない。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日本の老若男女の乗客があっけにとられて見ている中で、大声でわめいて互いに揖譲ゆうじょうして終らぬうちに、がたんと車体が動くと同時に、その一団は折りかさなって倒れる。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
かたち鶏のごとし、能く猛獣虎狼を搏逐す、妖災群悪をして、害為す能わざらしむ、(中略)今人毎歳元日、あるいは木を刻み金を鋳す、あるいは図を画きて鶏牖上ゆうじょうに為す、これその遺像なり〉。
ソレ陶韋とういヲ祖述シ王劉おうりゅうヲ憲章シテ枯淡ヲ骨トナシ菁華せいかヲ肉トナシソノ志ヲ言ヒ以テソノ言ヲ永クスレバ則吟咏三昧ざんまいモマタ余師アラン。丙戌ノ元旦大雨そそグガ如ク木氷花ひょうかヲ成ス。遊杖ゆうじょうヲ壁ニ掛ク。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
呉江ごこう邑丞ゆうじょう鞏徳きょうとく蘇州府そしゅうふの命を以て史彬が家に至り、官を奪い、かつ曰く、聞く君が家建文けんぶん皇帝をかしずくと。ひん驚いて曰く、全くそのこと無しと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)