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創立
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さうりつ
それを
石橋と
私とで
頻に
掘出しに
掛つた、すると
群雄四方より
起つて、
響の声に
応ずるが
如しです、
是が
硯友社創立の
導火線と
成つたので
兔も
角も
此決心が
定まるや、
彼は
更に
五年の
間眞黒になつて
働きそして、
遂に一の
小學校を
創立して、これを
大島仁藏の
一子大島伸一に
獻じ
などゝ
云ふ
面々は、
此の
創立の
際には
尽く
未見の人であつたのも
亦一奇と
謂ふべきであります