“群雄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐんゆう66.7%
ぐんいう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道はなるべくけんにし、河は必要のほかこれにけず、どこにも彼処かしこにも関所をおいて、深く守っているのが、国々、群雄ぐんゆう割拠かっきょすがただった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
果てしない国内の騒乱と、群雄ぐんゆう割拠かっきょは、果てしない民衆の塗炭とたんである。万民の苦しみは、一天の大君の御悩おんなやみであることはまたいうまでもない。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それを石橋いしばしわたしとでしきり掘出ほりだしにかゝつた、すると群雄ぐんいう四方しはうよりおこつて、ひゞきの声におうずるがごとしです、これ硯友社けんいうしや創立さうりつ導火線だうくわせんつたので
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)