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共通
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きょうつう
ふりがな文庫
“
共通
(
きょうつう
)” の例文
「この
犬
(
いぬ
)
も、いい
犬
(
いぬ
)
らしいな。」と、じっと、
目
(
め
)
の
中
(
なか
)
を、のぞくようにしました。そこには、
黒
(
くろ
)
と
共通
(
きょうつう
)
のものがありました。
さか立ち小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ただ
人並
(
ひとなみ
)
みすぐれて
情義深
(
なさけふか
)
いことは、お
両方
(
ふたかた
)
に
共通
(
きょうつう
)
の
美点
(
みてん
)
で、
矢張
(
やは
)
り
御姉妹
(
ごきょうだい
)
の
血筋
(
ちすじ
)
は
争
(
あらそ
)
われないように
見受
(
みう
)
けられます……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
多少
(
たしょう
)
の
再度
(
さいど
)
の
内省
(
ないせい
)
と
分析
(
ぶんせき
)
とはあっても、たしかにこのとおりその時
心象
(
しんしょう
)
の中に
現
(
あら
)
われたものである。ゆえにそれは、どんなに
馬鹿
(
ばか
)
げていても、
難解
(
なんかい
)
でも
必
(
かなら
)
ず心の
深部
(
しんぶ
)
において
万人
(
ばんにん
)
の
共通
(
きょうつう
)
である。
『注文の多い料理店』新刊案内
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
右
(
みぎ
)
のような
次第
(
しだい
)
で、
帰幽後
(
きゆうご
)
随分
(
ずいぶん
)
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
、
私達
(
わたくしたち
)
夫婦
(
ふうふ
)
は
分
(
わか
)
れ
分
(
わか
)
れになったきりでございました。むろん、これがすべての
男女
(
だんじょ
)
に
共通
(
きょうつう
)
のことなのか
何
(
ど
)
うかは
存
(
ぞん
)
じませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
この
両方
(
ふたかた
)
は
竜宮界
(
りゅうぐうかい
)
切
(
き
)
っての
花形
(
はながた
)
であらせられ、お
顔
(
かお
)
もお
気性
(
きしょう
)
も、
何所
(
どこ
)
やら
共通
(
きょうつう
)
の
所
(
ところ
)
があるのでございますが、しかし
引
(
ひ
)
きつづいて、
幾代
(
いくだい
)
かに
亘
(
わた
)
りて
御分霊
(
ごぶんれい
)
を
出
(
だ
)
して
居
(
お
)
られる
中
(
うち
)
には
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
共
常用漢字
小4
部首:⼋
6画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“共”で始まる語句
共
共謀
共々
共棲
共鳴
共同
共稼
共白髪
共産党青年
共力