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他事
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たじ
ふりがな文庫
“
他事
(
たじ
)” の例文
...
自
(
みづか
)
ら
旨
(
うま
)
しと
存
(
ぞん
)
ずるものを
予
(
よ
)
に
構
(
かま
)
はず
仕
(
つかまつ
)
れ」とまた
他事
(
たじ
)
も
無
(
な
)
くおほすれば、
不得止
(
やむをえず
)
「
畏
(
かしこ
)
まり
候
(
さふらふ
)
」と
御請申
(
おうけまを
)
して
退出
(
まかんで
)
ける。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
繼
(
つが
)
せ其身は
只
(
たゞ
)
明暮
(
あけくれ
)
念佛
(
ねんぶつ
)
の門に入て
名號
(
みやうがう
)
を
唱
(
とな
)
ふる
外
(
ほか
)
他事
(
たじ
)
無
(
なか
)
りしとぞ依て
追々
(
おひ/\
)
佛果
(
ぶつくわ
)
を得富右衞門は
長命
(
ちやうめい
)
にて
終
(
つひ
)
に年齡八十一歳に至り
眠
(
ねむ
)
るが如く
大往生
(
だいわうじやう
)
を遂げしとぞ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
猶雪の
奇談
(
きだん
)
他事
(
たじ
)
の
珎説
(
ちんせつ
)
こゝに
漏
(
もら
)
したるも
最
(
いと
)
多
(
おほ
)
ければ、
生産
(
せいさん
)
の
暇
(
いとま
)
ふたゝび
編
(
へん
)
を
嗣
(
つぐ
)
べし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
お若と伊之助は頻りに身の
淫奔
(
いたずら
)
を詫び、何うかこれまでの行いはお許し下さる様にと
他事
(
たじ
)
はございません。妖怪変化のものは如何によく化けますといっても、必ず耳が動くものだそうにございます。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
胎児を大切に注意し呉れよと
他事
(
たじ
)
もなき頼みなり。
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
▼ もっと見る
「
何
(
ど
)
うぞ
其後
(
そのあと
)
を、それから、」と
聞
(
き
)
く
身
(
み
)
には
他事
(
たじ
)
をいふうちが
悶
(
もど
)
かしく、
膠
(
にべ
)
もなく
続
(
つゞき
)
を
促
(
うなが
)
した。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
猶雪の
奇談
(
きだん
)
他事
(
たじ
)
の
珎説
(
ちんせつ
)
こゝに
漏
(
もら
)
したるも
最
(
いと
)
多
(
おほ
)
ければ、
生産
(
せいさん
)
の
暇
(
いとま
)
ふたゝび
編
(
へん
)
を
嗣
(
つぐ
)
べし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
胎児を大切に注意しくれよと
他事
(
たじ
)
もなき頼みなり。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
“他事”の意味
《名詞》
他の事柄。当人には関係のないこと。
(出典:Wiktionary)
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“他”で始まる語句
他
他人
他所
他人事
他家
他愛
他処
他国
他目
他所行