“ろしゆつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
露出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その二尺にしやくほどした勾配こうばい一番いちばんきふところえてゐる枯草かれくさが、めうけて、赤土あかつちはだ生々なま/\しく露出ろしゆつした樣子やうすに、宗助そうすけ一寸ちよつとおどろかされた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
たゞ、一箇所かしよ丈餘じやうよ貝層かひそう下部かぶから一二しやくところに、小石こいしごとかこつたなかで、焚火たきびをしたらしい形跡けいせき個所かしよが、半分はんぶんきりくづされて露出ろしゆつしてるのを見出みいだした。
大久保おほくぼからせられた彼女かのぢよ手紙てがみによると、彼女かのぢよがしをらしくもかれあいすがらうとしてゐる気持きもちが、いつはりなく露出ろしゆつしてゐたが、いまかれにつれられてまへあらはれた彼女かのぢよると
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)