“むきだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
露出63.0%
剥出33.3%
刮出1.2%
暴露1.2%
裸出1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたし今迄いまゝで朝鮮猫てうせんねこ始終しじゆう露出むきだしてるなんてことちつともりませんでした、眞個ほんとらずにましたわ、ねこ露出むきだすなんてこと
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
と云いさして源次は、眼を真白く剥出むきだしたまま、ユックリと唇を噛んで、けもののようにみっともなく流れ出るよだれをゴックリと飲み込んだ。
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「なにいッ。」と引込ひっこんだ眼を刮出むきだす。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こうして人間の面をかぶっておればこそ、の、わしが顔を暴露むきだいたら、さて、一堪ひとたまりものう、ひげが生えた玩弄物おもちゃろうが。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その有様は、さもそんな人工的なものを用いて包んだり護ったりするには及ばないと威張っているようであった。上衣の深い襞の下から見えているその足も、矢張り裸出むきだしであった。