“ばれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暴露31.6%
露見21.1%
発覚15.8%
破裂10.5%
露顕10.5%
晴5.3%
曝露5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諾来(よしき)た、と頼まれて、紙入を隠してやったのが暴露(ばれ)たんで、掏摸の同類だ、とか何とか云って、旦那方の交際(つきええ)が面倒臭くなったから、引払(ひッぱら)って駈落だとね。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
何しろダイヤモンドを持ち出したことが露見(ばれ)ると、たちまち王様がお蔵(くら)になるという際どい仕事なんだから、その旨も充分言いふくめて、加納商会と石田と柘植に集って貰い
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
八千円ばかりの金高から百円を帳面(ちょうづら)で胡魔化(ごまか)すことは、たとい自分に為し得ても、直ぐ後(あと)で発覚(ばれ)る。又自分にはさる不正なことは思ってみるだけでも身が戦(ふる)えるようだ。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
幾重(いくえ)にも勘弁して下されと三ツ四ツ頭を下げれば済んでしまうことだわ、案じ過しはいらぬもの、それでも先方(さき)がぐずぐずいえば正面(まとも)に源太が喧嘩を買って破裂(ばれ)の始末をつければよいさ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
懐(なつか)しいと思ふこともあつたり、惨(みじめ)な目にあつてゐるであらうと思ふこともあつたりすることはあるが、彼はすぐに気が昂(たかぶ)つて、あの事がすつかり露顕(ばれ)てしまふ様になつた良人(をつと)の頓間(とんま)さを思ひ返しては
夜烏 (新字旧仮名) / 平出修(著)
吾はどのみち助からないと、初手ッから断念(あきら)めてるが、お貞、お前の望が叶(かの)うて、後で天下晴(ばれ)に楽(たのし)まれるのは、吾はどうしても断念められない。
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こいつが曝露(ばれ)たら署員(ぶか)が承知せん話じゃがな……姉歯という奴は早川よりも上手(うわて)の悪玉なんだ。
空を飛ぶパラソル (新字新仮名) / 夢野久作(著)