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頓間
ふりがな文庫
“頓間”の読み方と例文
読み方
割合
とんま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とんま
(逆引き)
車を下りて歩かうにも、足駄の
丈
(
たけ
)
が立たない。腹は立つし、気は焦々するし、車夫の
頓間
(
とんま
)
を罵つて見たが何うも仕方がない。
初冬の記事
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
何にも知らない獲物は、平気で
頓間
(
とんま
)
な顔付きをしながら、ノソノソ、ノソノソとだんだん落しに近づいて来る……。
禰宜様宮田
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
しかるにこれらの大奸賊といふものに、なつてくれば、なかなか公然と張つてある法網に触れて、監獄といふ、小さな箱の中へ這入るやうな、
頓間
(
とんま
)
な事はしない。
誰が罪
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
頓間(とんま)の例文をもっと
(12作品)
見る
頓
常用漢字
中学
部首:⾴
13画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“頓”で始まる語句
頓
頓着
頓狂
頓死
頓馬
頓挫
頓首
頓智
頓興
頓著
“頓間”のふりがなが多い著者
平出修
久米正雄
清水紫琴
直木三十五
谷崎潤一郎
田山録弥
田山花袋
夢野久作
海野十三
坂口安吾