“はあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「………ふん、そうやねん、やっぱり今日やってん。………こいちゃん早う帰って来なさい。………『つばめ』やないねん、『かもめ』やねん。………大阪までおはあが迎いに行くねん。………」
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
はあちやんのことだから、何処へおつり出しておいても、間違ひはないだらうけれど、余りめた事でもないつて言つてゐたよ。」
のらもの (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
「緑ちやん今夜ははずれだね。屹度きつとこれから好いよ。それに女の人が一枚入ると、がらりと変つて来るよ。はあちやん助勢して、取りかへしなさいよ。」
のらもの (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
「おばあさん、ねんねの豚ははあがないせに乳のむんのう。」
大根の葉 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
「おばあさん、豚大けになってもはあはえなんだら?」
大根の葉 (新字新仮名) / 壺井栄(著)