“バラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ばら
語句割合
薔薇50.0%
16.7%
暴露16.7%
曝露16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは手許に本がないからはっきりしたことは申上げかねますが、何でも一本の薔薇バラの木にいる昆虫の数をしらべてみると十数種になるとかいうような話でありました。
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
○午後から寿、バラ、ひさ一家で林町へゆく。
久我は射たれて死んじゃった。……これでお国は安泰、福禄長寿……と、思ってるんだろうが、そうは問屋じゃおろさない。あたしがこれから暴露バラしにゆく。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
つまり妾の一生涯の秘密を曝露バラした筋なんですから……これを見たら今度の事件の犯人だって、たまらなくなって
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)