“バラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ばら
語句割合
薔薇50.0%
16.7%
暴露16.7%
曝露16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは手許に本がないからはっきりしたことは申上げかねますが、何でも一本の薔薇バラの木にいる昆虫の数をしらべてみると十数種になるとかいうような話でありました。
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
村には家屋敷がおよそ二十ばかり、その鎧戸は、みんな明るい緑色か、青空そのままの色に塗られ、屋根は、多くはあか薔薇バラ色、または黒と白のまだらに塗られていました。
○午後から寿、バラ、ひさ一家で林町へゆく。
……これでお国は安泰、福禄長寿……と、思ってるんだろうが、そうは問屋じゃおろさない。あたしがこれから暴露バラしにゆく。……ねえ、あたしのような小供を利用して強盗を働くのは間接正犯といってね、よしんばあたしは助かっても、君は絶対に助からないよ。……あたしが手を合せてたのんだとき、そいつをきいてくれてたらこんな羽目にはならなかったんだ。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「そうなのよ。つまり妾の一生涯の秘密を曝露バラした筋なんですから……これを見たら今度の事件の犯人だって、たまらなくなって、まだ誰も知らない深刻な事実を白状するに違いないと思われるくらいスゴイ筋なんですからね……自慢じゃありませんけど……ホホホ……」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)