“りはつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悧発40.0%
利發20.0%
悧溌14.3%
利溌8.6%
悧發8.6%
利発5.7%
理髪2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はかつて夢の中で、数人の友だちと一緒に、町の或る小綺麗こぎれいな喫茶店に入つた。そこの給仕女に一人の悧発りはつさうな顔をした、たいそう愛くるしい少女が居た。
田舎の時計他十二篇 (新字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
たつしける萬事利發りはつ取廻とりまはしゆゑ重役衆ぢうやくしうには其樣にはからひ下役人へは賄賂わいろおく萬事ばんじ拔目ぬけめなきゆゑ上下こぞつて吉兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
どことかで近江商人に会って話したら近江辺ではこの子は悧溌りはつだから商人にしよう、大して出来んから学校へやろうと云うそうなが、こっちは逆だと話していられました。
お里の利溌りはつを余計愛してゐた宗右衛門が、今はお里が誰よりも怖ろしくなつた。やがてそれがいくらかの憎しみともなつた。
老主の一時期 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
おもみちは一すぢなれと夏引なつびきの手引てびきのいとみだれぐるしきはこひなるかや優子ゆうこ元來もとよりさいはじけならず柔和をとなしけれど悧發りはつにてもの道理ことはりあきらかに分別わきまへながららきはれぬむねくもにうつ/\として
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
が、二人の友だちに比べると、顔も一番美しければ、容子ようすもすぐれて溌溂はつらつとしていた。さっき竹籠を投げ捨てながら、危く鳩を捕えようとしたのも、この利発りはつらしい娘に違いなかった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ひや理髪りはつの二階より
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)