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悧発
ふりがな文庫
“悧発”のいろいろな読み方と例文
旧字:
悧發
読み方
割合
りはつ
93.3%
りこう
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りはつ
(逆引き)
「お父さま、」と
悧発
(
りはつ
)
そうな八つの娘が、眼をぱちくりさせて尋ねた。「落したお金が十一文だという事がどうしてわかりました。」
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
私はかつて夢の中で、数人の友だちと一緒に、町の或る
小綺麗
(
こぎれい
)
な喫茶店に入つた。そこの給仕女に一人の
悧発
(
りはつ
)
さうな顔をした、たいそう愛くるしい少女が居た。
田舎の時計他十二篇
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
悧発(りはつ)の例文をもっと
(14作品)
見る
りこう
(逆引き)
そぼうな
扮装
(
なり
)
の、髪はぼうぼうと脂気の無い、その癖、眉の美しい、
悧発
(
りこう
)
そうな眼付の、何処にも憎い処の無い人でした。
昇降場
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
悧発(りこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
悧
漢検1級
部首:⼼
10画
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
“悧”で始まる語句
悧巧
悧口
悧好
悧溌
悧巧者
悧
悧發
悧怜
悧恰
“悧発”のふりがなが多い著者
広津柳浪
ロマン・ロラン
徳田秋声
谷崎潤一郎
吉川英治
野村胡堂
萩原朔太郎
太宰治