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利溌
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りはつ
ふりがな文庫
“
利溌
(
りはつ
)” の例文
などいう風に自分の意見を吹き込むので、
度重
(
たびかさ
)
なれば、未亡人は
利溌
(
りはつ
)
な人であっても、やっぱりその気になって、政吉の意見に従おうとする。
幕末維新懐古談:30 身を引いた時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
お里の
利溌
(
りはつ
)
を余計愛してゐた宗右衛門が、今はお里が誰よりも怖ろしくなつた。やがてそれがいくらかの憎しみともなつた。
老主の一時期
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
いずれにしても我々は
慚愧
(
ざんき
)
に堪えぬ次第であると、私は心
秘
(
ひそ
)
かにこの人の
利溌
(
りはつ
)
さに驚いていたのであった。
幕末維新懐古談:26 店初まっての大作をしたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
溌
漢検準1級
部首:⽔
12画
“利”で始まる語句
利
利益
利目
利腕
利口
利鎌
利根
利巧
利用
利根川