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悧溌
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りはつ
ふりがな文庫
“
悧溌
(
りはつ
)” の例文
香織
(
かおり
)
は
私
(
わたくし
)
よりは
年齢
(
とし
)
が二つ三つ
若
(
わか
)
く、
顔立
(
かおだち
)
はあまり
良
(
よ
)
くもありませぬが、
眼元
(
めもと
)
の
愛
(
あい
)
くるしい、なかなか
悧溌
(
りはつ
)
な
児
(
こ
)
でございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
どことかで近江商人に会って話したら近江辺ではこの子は
悧溌
(
りはつ
)
だから商人にしよう、大して出来んから学校へやろうと云うそうなが、こっちは逆だと話していられました。
獄中への手紙:05 一九三八年(昭和十三年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
寝室の小卓の
抽斗
(
ひきだし
)
の中に、口紅で染った男の写真——
悧溌
(
りはつ
)
で忠実ではあるにしても、貧乏な腰弁の一青年の写真を忍ばせようとは、全く思いも寄らぬ大事件だったのです。
笑う悪魔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
たまらない程イジラシイ
悧溌
(
りはつ
)
な児に見せたので、両親は大自慢で可愛がるのであった。
人の顔
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
この少年は色の白い美しい
悧溌
(
りはつ
)
な子で私を信じてすがります。
青春の息の痕
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
悧
漢検1級
部首:⼼
10画
溌
漢検準1級
部首:⽔
12画
“悧”で始まる語句
悧巧
悧口
悧発
悧好
悧巧者
悧
悧發
悧怜
悧恰