“びぢよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
美女100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同一おなしみづ医者いしやうち死絶しにたえた、さればかやうな美女びぢよ片田舎かたゐなかうまれたのもくにがはり、だいがはりの前兆ぜんちやうであらうと、土地とちのものは言伝いひつたへた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これがために昨夜ゆうべいへけて、いましがた喃々なん/\としてわかれてた、若旦那わかだんな自身じしん新情婦しんいろ美女びぢよで、婦人ふじん其處そこ兩々りやう/\紅白こうはく咲分さきわけてたのである。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いか、それへやうとふからには、ほたるほしちりやまつゆ一滴いつてきと、大海だいかいうしほほど、抜群ばつぐんすぐれた立優たちまさつたものでいからには、なにまた物好ものずきに美女びぢよ木像もくざうへやう。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)