“はつかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
八角60.0%
發覺20.0%
発覚20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
管玉くだたまぎにたくさんるものに、だまといふのがあります。これはほとんどみな水晶すいしようつくつてありまして、六角ろつかくあるひは八角はつかく方錘形ほうすいけいを、そこほうふたつつないだ恰好かつこうになつてをります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
勘次かんじはそれを大事だいじふところれた。惡事あくじ發覺はつかくでもおそれるやうな容子ようすかれ周圍あたり見廻みまはした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
内儀かみさんはわづかなことだからてゝいてれといつたがしか傭人やとひにんは一つには惡戯いたづらからこめけてかはりに一ぱいつちれていた。勘次かんじ發覺はつかくしたことをおそぢてつぎにはなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
さては一大事、医師の診察によりて、分娩ぶんべんの事発覚はつかくせば、せふは兎も角、折角おこたりたる母上の病気の、又はそれが為めにつのり行きて、ゆとも及ばざる事ともならん。
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)