“とかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
兎角92.7%
左右4.8%
兔角0.8%
右左0.8%
左角0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎角(とかく)するうちに馬車は早やクリチーの坂を登り其外なる大通(おおどおり)を横に切りてレクルース街(まち)に入り約束の番地より少し手前にて停りたり
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
調(とゝの)へ來り左右(とかく)物(もの)事は祝(いは)ひ直さば凶(きよ)も吉(きち)に變(へん)ずべしと申勸(すゝ)め兩人して酒宴(しゆえん)を催(もよほ)せしが靱負(ゆきへ)は元より好(すき)な酒(さけ)ゆゑ主が氣轉(きてん)の熱(あつ)がんに氣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
『中西屋(なかにしや)は結構(けつかう)です、近來(きんらい)益〻(ます/\)可(い)いやうです。さうだね君(きみ)。』と兔角(とかく)言葉(ことば)の少(すく)ない鈴木巡査(すゞきじゆんさ)に贊成(さんせい)を求(もと)めた。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
思ひし深切に久八も大に喜悦(よろこび)何商(なにあきな)ひを初めたら宜(よろ)しからうと工夫を爲(なせ)ども元より大家の支配人の果なれば小商(こあきな)ひの道を知ず右左(とかく)損毛(そんもう)多く夫而已(のみ)ならず久八は生れ付ての慈悲(じひ)心深く貧(まづ)しき者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
寄(よせ)仰(おほ)せの通り逆手(さかて)なれども夫は渠(かれ)が得(え)手勝手にて押たるも知れず左角(とかく)白状が證據にて爪印は實(まこと)の掟(おきて)までなれば其邊の尋は致し申さずと答ふるにぞ外記は首(かうべ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)