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とうかい
ふりがな文庫
“とうかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
韜晦
74.6%
倒潰
8.5%
東海
7.0%
倒壊
4.2%
踏海
1.4%
蹈海
1.4%
盗魁
1.4%
鞱晦
1.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
韜晦
(逆引き)
今は全く
韜晦
(
とうかい
)
して消息を絶ってしまったが、
黒川文淵
(
くろかわぶんえん
)
という一種異色ある思想家が同居していて朝夕互に偏哲学を戦わしていた。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
とうかい(韜晦)の例文をもっと
(50作品+)
見る
倒潰
(逆引き)
田畑の被害はもちろん、城下の家もかなり流されたり、
倒潰
(
とうかい
)
したりして五百何十人も死んだり、埋められたりし、千人を越す負傷者が出た。
契りきぬ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
とうかい(倒潰)の例文をもっと
(6作品)
見る
東海
(逆引き)
それは
五人
(
ごにん
)
とも
別々
(
べつ/\
)
で、
石造皇子
(
いしつくりのみこ
)
には
天竺
(
てんじく
)
にある
佛
(
ほとけ
)
の
御石
(
みいし
)
の
鉢
(
はち
)
、
車持皇子
(
くらもちのみこ
)
には
東海
(
とうかい
)
の
蓬莱山
(
ほうらいさん
)
にある
銀
(
ぎん
)
の
根
(
ね
)
、
金
(
きん
)
の
莖
(
くき
)
、
白玉
(
しらたま
)
の
實
(
み
)
をもつた
木
(
き
)
の
枝
(
えだ
)
一本
(
いつぽん
)
、
阿倍
(
あべ
)
の
右大臣
(
うだいじん
)
には
唐土
(
もろこし
)
にある
火鼠
(
ひねずみ
)
の
皮衣
(
かはごろも
)
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
とうかい(東海)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
倒壊
(逆引き)
が、それほどな英時も、
大本
(
おおもと
)
の鎌倉幕府の
倒壊
(
とうかい
)
に会してはぜひもない。保身的な
豹変者
(
ひょうへんしゃ
)
、元来からの宮方勢の包囲のうちに、あえなく自刃をとげてしまった。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とうかい(倒壊)の例文をもっと
(3作品)
見る
踏海
(逆引き)
彼は万里
踏海
(
とうかい
)
の策を企てたり、
然
(
しか
)
れども彼はこの際において、兄に面別するに忍びず、兄が寓する長州邸の門前を
徘徊
(
はいかい
)
して涙を揮い、空しく去れり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
踏海
(
とうかい
)
の策敗れて下田の獄に繋がるるや、
獄卒
(
ごくそつ
)
に説くに、自国を尊び、外国を卑み、
綱常
(
こうじょう
)
を重んじ、
彝倫
(
いりん
)
を
叙
(
つい
)
ずべきを以てし、狼の目より涙を流さしめたり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
とうかい(踏海)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹈海
(逆引き)
この時において彼
豈
(
あ
)
に
徒爾
(
とじ
)
にして
已
(
や
)
まんや。
蹈海
(
とうかい
)
の雄志は
奔馬
(
ほんば
)
の
鞭影
(
べんえい
)
に驚きたるが如し。彼
豈
(
あ
)
に徒爾にして
已
(
や
)
まんや。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
蓋
(
けだ
)
しこの書は彼が松陰
蹈海
(
とうかい
)
の罪に
牽連
(
けんれん
)
せられて、安政元年四月より
繋
(
つな
)
がれて獄にある七箇月の間、筆研を禁ぜられたるがために、黙録臆記になるものにして
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
とうかい(蹈海)の例文をもっと
(1作品)
見る
盗魁
(逆引き)
称す是れ
盗魁
(
とうかい
)
匹として
蜃気楼
(
しんきろう
)
堂を吐くが如し 百年の
艸木
(
そうぼく
)
腥丘
(
せいきゆう
)
を余す 数里の山河
劫灰
(
こうかい
)
に付す 敗卒庭に
聚
(
あつ
)
まる真に幻矣 精兵
竇
(
あな
)
を潜る亦奇なる哉 誰か知らん一滴黄金水 翻つて全州に向つて毒を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
とうかい(盗魁)の例文をもっと
(1作品)
見る
鞱晦
(逆引き)
その結果荷風は、ヨーロッパふうな社会的なものの考えかたは放擲して、自身の有産的境地のゆるす範囲に
鞱晦
(
とうかい
)
して、好色的文学に入ってしまった作家です。
一九四六年の文壇:新日本文学会における一般報告
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
とうかい(鞱晦)の例文をもっと
(1作品)
見る
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たお